目的が自分を突き動かす_vol.90
皆さん、こんばんは。
本日もご覧頂きありがとうございます。
この週末はたくさんの学び、
たくさんの刺激、そして出会いがありました。
そして自分の成長も少し感じられました。
まずその多くの経験から学んだのは、
やっぱりまじめに頑張ると報われる。
正しい努力は報われる。
ということ。
この週末で、
また一歩前進することができました。
皆さんはどのような週末をお過ごしになりましか?
目的と目標の違い
本日は目的のパワーについてお話しさせていただきます。
さっそくですが質問です。
子どもにこんなことを聞かれたら、
皆さんならなんとお答えになりますか?
『目標と目的って似てるけど何が違うの?』
こう聞かれたらなんと答えます?
辞書的には、
目標=行動を進めるにあたって、実現・達成をめざす水準。
目的=実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。
このような説明が載っています。
僕が普段子どもに説明するときは、
『みんな、目的と目標ってあるよね?まずどちらが大切だと思う?』と聞きます。
そして続きます。
『目的っていうのは階段で言うと1番上のところだよ。だからあの方向に行くって決めるってことだよ。
階段の1番上に行くためには何がある?そう一段一段の階段がある。
そう!これが目標です。』
『いきたい方向が目的で、そこまでの目印、チェックポイントが目標なんだよ』
と説明します。
『目的=何のために?と考えると分かりやすいよ!
だからサッカー選手になる!は目標だよね。サッカー選手になるのは、何のためになるの?
これが目的になるし、たくさんのパワーになるから一緒に考えてみよう』
こんな感じで説明をします。
そうするとある小学校3年生の子は、
世界の子どもたちに勇気を与えるためにサッカー選手になる。
あと、お母さんに喜んでもらいたい。
と答えました。
立派な目的目標ですよね。
この目的と目標がセットが必須です。
目的があるとどんどん動ける
僕自身、この3年間でたくさんの目的目標設定をしてきました。
最近では意識的に、
毎日単位で目的目標を考えるようにしています。
これ達成したい。
それ何のために?
程度の思考ですが、ものすごい変化です。
そこで昨日この目的について、
やっぱりパワーがあるなぁと思った経験をしました。
ある勉強会に行く際に、
事前リサーチでサッカー業界やトレーナー業界でめちゃくちゃ有名な方が来る。
と言う情報を入手しました。
そこでこの日の目標は、
●●さんに質問をして、話を聞く。でした。
目的(何のために)は、
リアルなトッププロを知り、現在関わっている選手に還元し自身がコーチとしてパワーアップする。
と言うことでした。
ものすごくワクワクしましたし、
楽しみにして当日を迎えました。
さまざまな予測と準備をして、
臨んだので最高に楽しかったです。
そして講義の前に一度あいさつ。
その後講義中もお近づきになり、
懇親会で講師の方ではなく、
参加者の●●さんに質問するべく、
後ろで立って待っていました。
まずここで、
僕自身自分から誰かに近づいていくことは正直得意ではありませんし、
懇親会で1人で浮いて、
誰かを待ってるなんてしたことありません。
何だか他の人と違って浮いてる、
話す相手のいない一人ぼっちと見られますからね。
そりゃ嫌ですよね。
しかしこの日は、
何も気になりませんでした。
むしろワクワクしてましたし、
行動を悩むより先に行動してました。
これが目的のパワーだと感じました。
周りの目が、
誰かの意見が気にならなくなるくらい、
没頭できます。
本当にその目的があったからこそ、
情熱的に話ができました。
そしてなんと!
その後お食事もご一緒させていただきました。
その方とは、
元なでしこジャパンで、FIFA年間最優秀選手賞(バロンドール)を獲得した澤穂希さんのコンディショニングサポートをされていた山田晃広さんです。
本当に気さくな方で、
勉強になりましたし、
まだまだ自分もやれる。
世界も夢じゃない。
と本気で思わせてくれるような方でした。
この日は目的目標を最大限に達成しました。
こうやって目的をパワーにしていく。
これこそがサッカー選手や他の皆さまが飛躍していくコツなのだと自身の経験からも実感しました。
サッカー選手も目的で変化⁉︎
ここでサッカー選手の事例を最後にお伝えさせていただきます。
我々一般の世界の人にいきなり、
目的は?目標は?と聞かれると、
そんなものを持っている人の方が少ないように感じでいます。
ではスポーツ選手であるサッカー選手は、
どうなのでしょうか。
多くの人のイメージはスポーツ選手やサッカー選手は、
目的や目標が絶対ありそう。
と思うかと思うのですが、
これは一般の世界と割合的には変わらないと思います。
表面上の目標やチームとしての目標はあっても、
個人レベルでの目的や目標がなかったりします。
目的や目標があった方が大切なことはわかっている。
しかし持っていない選手が多くいるのが現実です。
もしろ持っている「つもり」の選手も多くいるように感じます。
僕自身がサポートしている選手も最初はそうでした。
だから一度目標立てても、全く現実が変わらないのです。
そこでコーチングを重ねていくと、
その選手の場合、
本当に欲しいものがも見つかりました。
すると行動が止まらなくなりました。
思いもどんどんでてきます。
サッカーのパフォーマンスも変わってきました。
そうしてくと、あっという間に結果がついてきました。
その選手が見つけたのは、
本当の目的です。
なんのために目標達成したいの?
というのが本質的に腹に落ちたのです。
素晴らしいですよね。
素直に聞き入れて、
コーチング、メンタルトレーニングを受け入れてくれたことによって、
最高のシーズンになっていると言ってくれています。
パフォーマンス=何を×どんな気持ちで
にこの話はまとめることができますね。
ぜひご自身の現場にブリッジングしてみてください。
本日はここまで、
最後までお読みいただきありがとうございました。